夏の風物詩として人気の高い「三陸花火大会」。
毎年多くの来場者でにぎわい、有料席やメイン会場周辺は早くから混雑してしまいます。
「もっとゆったり見たい」「人混みを避けて花火を楽しみたい」そんな方におすすめなのが、地元の人しか知らない“穴場スポット”です。
この記事では、三陸花火大会を快適に楽しめる見逃し厳禁の穴場スポット7選を厳選してご紹介!
それぞれの場所の特徴やアクセス方法、見え方のポイントまで詳しく解説します。
混雑を避けながら最高の花火を楽しみたい方、必見です!
三陸花火大会とは?|開催日・時間・会場アクセスをチェック!
三陸花火大会は、岩手県陸前高田市で開催される、三陸沿岸地域を代表する大規模な花火イベントです。
東日本大震災の復興支援と地域活性化の願いを込めて始まり、今では全国の花火ファンが注目する人気大会となりました。
開催日と時間(2025年)
開催日:2025年5月4日(日)
打ち上げ時間:19:00〜20:30(予定)
※荒天時は翌日5月5日(月・祝)に順延予定
ゴールデンウィーク中の開催ということもあり、観光とあわせて訪れる人も多く、例年大きなにぎわいを見せます。
開催場所

- 会場名:高田松原運動公園(岩手県陸前高田市)
- 住所:岩手県陸前高田市高田町曲松116
- 近隣施設:道の駅「高田松原」や、震災遺構「奇跡の一本松」もすぐ近くにあります。
アクセス方法
【公共交通機関でのアクセス】
- JR「一ノ関駅」からBRT(バス高速輸送システム)で約2時間、「高田高校前」下車後 徒歩10分
- またはJR大船渡線「盛駅」からBRTで約40分
【車でのアクセス】
- 東北自動車道「一関IC」から国道343号線経由で約90分
- 会場周辺には臨時駐車場が設けられ、シャトルバスも運行予定です(詳細は後述)
実はここが穴場!三陸花火大会がよく見えるスポット7選
三陸花火大会はメイン会場である高田松原運動公園周辺が最もにぎわいますが、混雑を避けつつ花火を楽しみたい方には「穴場スポット」がおすすめです。
ここでは、地元民やリピーターが注目する花火がよく見える7つの場所をご紹介します!
① 気仙川河口周辺の土手
高田松原から少し離れた場所にある、落ち着いた雰囲気の土手。
視界を遮るものが少なく、河川敷から打ち上げ花火を広く見渡せます。
地元の人がシートを敷いて静かに観賞している、知る人ぞ知るエリアです。
② 奇跡の一本松周辺
観光名所としても知られる「奇跡の一本松」付近は、打ち上げ場所から適度な距離があり、花火全体を見渡せる絶好のビュースポット。
早めに訪れれば記念撮影も楽しめます。
③ 道の駅 高田松原の裏手
お土産や軽食も楽しめる道の駅の裏手には、ちょっとしたスペースがあり花火観賞に最適。
トイレや駐車場が近いのも嬉しいポイントで、家族連れにおすすめです。
④ 陸前高田ユースホステル跡地周辺
現在は更地になっているエリアですが、少し高台になっており視界が抜けています。
車で行く場合は駐車スペースに注意が必要ですが、静かに楽しめる穴場です。
⑤ 高田高校グラウンド裏手の農道
地元の高校生や住民の間で密かに知られるポイント。
農道沿いから見る花火は、遮るものがなくダイナミックに映ります。
日没後は足元が暗くなるので懐中電灯を忘れずに。
⑥ 国道45号沿いの一段高い歩道
会場の喧騒から少し離れた国道沿いには、高低差を活かした歩道があり、そこからでも十分に楽しめます。
交通量があるため、安全には十分注意してください。
⑦ 長部駅から徒歩圏の海岸エリア
JR長部駅から海側へ10分ほど歩くと、遠目ながらも花火が楽しめるスポットがあります。
人混みを避けたい方や、ゆっくり電車で訪れたい方にぴったりの場所です。
穴場スポットを楽しむためのワンポイントアドバイス
- レジャーシートや折りたたみイスは必携!
- 早めの到着がカギ!日中の下見もおすすめ
- 周囲への配慮も忘れずに。ごみは持ち帰りましょう
- トイレや駐車場の有無は事前確認を!
穴場スポットを選ぶときの注意点|混雑・交通規制・持ち物は?
三陸花火大会の穴場スポットは、メイン会場ほど混雑しない一方で、設備やアクセスに不便な点もあるため、事前の準備が重要です。
ここでは、穴場での観覧を快適にするための「注意点」と「持ち物のポイント」をご紹介します。
1. 穴場といえども“早めの場所取り”が基本
三陸花火大会は年々注目度が高まっており、穴場スポットも早い時間から人が集まり始めます。
特に視界が開けたポイントやトイレの近くは人気なので、16時前後には現地入りするのが理想です。
日中のうちに下見をしておくと、より安心です。
2. 交通規制エリアに要注意!
花火大会当日は、会場周辺だけでなく、一部の国道や市道でも交通規制が実施されます。
穴場スポットの中には、車両通行止めエリアに近い場所もあるため、あらかじめ交通規制情報をチェックしてから向かいましょう。
また、穴場だからといって「路上駐車」は絶対NGです。
臨時駐車場や、予約可能な駐車場(例:特Pやakippa)を活用しましょう。
\30日前から予約OK!スマホから簡単予約/
\10日前から予約OK!時間内の入出庫が自由/
3. トイレ・売店の有無を事前確認
多くの穴場スポットは、トイレや自販機、売店がありません。
特にお子様連れや長時間滞在を予定している方は、道の駅やコンビニの位置を事前に確認しておくのが安心です。
4. 持っていくと便利なアイテム一覧
穴場スポットを快適に楽しむには、以下のアイテムを持参すると便利です。
- レジャーシート or 折りたたみイス
- 懐中電灯 or ヘッドライト(夜道の帰り道用)
- 虫よけスプレー(草地の蚊対策)
- ウェットティッシュ・ごみ袋
- 飲み物・軽食(近くに売店がない場合に備えて)
- モバイルバッテリー(写真やSNS投稿用に)
5. 帰り道の混雑にも注意!
花火終了後は、車・BRT・シャトルバスともに混雑が集中します。
穴場スポットでも道路や駅までの道が混雑することがあるため、帰りのルートや時間の目安を決めておくことをおすすめします。

穴場スポットは、混雑を避けながらゆったりと花火を楽しめる魅力的な選択肢ですが、設備が整っていない分、事前準備とマナーがカギとなります。
車で行く人必見!駐車場の位置と利用ルール
三陸花火大会2025では、無料の駐車場は設けていないため、コインパーキングなどを利用する必要があります。
ただ近隣のパーキングは、早くから満車となる恐れがあるため、予約できる駐車場を利用すると安心です。
下記に予約できる駐車場をご紹介します。
予約可能な駐車場サービスを活用しよう
\2週間前~利用直前まで、スマホ・PCで簡単予約/
\1日単位で駐車場を借りれて1日中入出庫自由/
徒歩15〜30分圏内の民間スペースなどを狙うのがポイント!
駐車場利用のルールと注意点
- 時間に余裕をもって現地入りを!
→ 夕方には大混雑が予想されるため、15時までの到着が理想的です。 - 路上駐車・迷惑駐車は絶対にNG
→ 地元住民の迷惑となり、通報や罰則対象になることもあります。 - 駐車場の出庫は花火終了後に集中
→ 一斉出庫による大渋滞を避けるため、時間をずらす・仮眠するなどの工夫を。 - 駐車場から会場までの歩行ルートを事前確認
→ 夜道は暗くなるため、懐中電灯・歩きやすい靴が必須です。



車で三陸花火大会へ行くなら、事前に駐車場を決めておくことが快適観覧のポイントです。
現地でのマナーを守って、安心・安全な観覧を楽しみましょう!
まとめ
三陸花火大会は、壮大なスケールと美しいロケーションで人気のイベントですが、混雑や交通規制も多く発生します。
今回ご紹介した地元民おすすめの穴場スポット7選を活用すれば、ゆったりと花火を楽しむことが可能です。
ただし、快適に観賞するためには、事前の場所選び・天候チェック・持ち物準備・交通情報の確認がとても大切。
風向きによる見え方の差や、駐車場の利用ルールも踏まえて、しっかりと計画を立てておきましょう。
自分に合ったスタイルで観覧スポットを選んで、2025年の三陸花火大会を最高の思い出にしてくださいね!
最後まで読んでくださりありがとうございました。