日田の夏を彩る一大イベント「日田川開き観光祭」。
夜空を染める大迫力の花火や賑やかな催しが魅力で、毎年多くの観光客が訪れます。
せっかく訪れるなら、快適なホテルや宿に泊まりながら、周辺の観光もじっくり楽しみたいですよね。
この記事では、花火が見える宿やアクセス便利なホテル、コスパ重視の宿までおすすめ宿泊先を厳選してご紹介!
さらに、祭りとあわせて訪れたい周辺の見どころもあわせてチェックしていきます。
日田川開き観光祭とは?イベントの魅力
大分県日田市で毎年初夏に開催される「日田川開き観光祭」は、三隈川の鵜飼開きと観光シーズンの幕開けを告げる伝統的なイベントです。
1949年から始まったこの祭りは、今では地元の人々だけでなく、全国から多くの観光客が訪れる大人気イベントとして親しまれています。
夜空を彩る大迫力の花火大会
なんといっても最大の見どころは、2夜連続で開催される大規模な花火大会。
打ち上げ数は合計10,000発以上とされ、三隈川の水面に映える光の演出はまさに圧巻です。
初夏の涼やかな風を感じながら、川沿いに広がる美しい光景を堪能できるのは、日田川開き観光祭ならではの魅力です。
まち全体が賑わう観光イベント
花火だけでなく、パレードやステージイベント、地元グルメの屋台村なども同時開催され、まち全体がにぎわいを見せます。
伝統芸能や地元の学生たちによる演奏などもあり、訪れる人々に温かみのあるおもてなしを提供します。
鵜飼のスタートを祝う意味合いも
このお祭りは、鵜飼観覧のスタートを知らせる重要な行事でもあります。
三隈川では毎年5月下旬から9月末まで鵜飼が行われ、屋形船からその様子を間近に楽しめる体験が人気。
観光祭では鵜飼の実演もあり、日本の伝統文化に触れる貴重な機会です。
花火が見える!おすすめのホテル&宿泊施設5選
せっかく日田川開き観光祭に行くなら、花火が部屋から見えるホテルや、アクセスが便利な宿泊施設に泊まりたいですよね。
ここでは、花火の打ち上げ会場(三隈川周辺)に近く、ゆったりと花火鑑賞ができるおすすめのホテルや旅館を5つご紹介します。
① 日田温泉 亀山亭ホテル
川沿いに佇む老舗旅館で、お部屋や展望風呂から三隈川の花火が一望できる人気の宿。
夕食は地元の旬の食材を使った会席料理で、温泉とグルメを満喫しながら贅沢な花火鑑賞が楽しめます。
・住所:大分県日田市隈1-3-10
・アクセス:JR日田駅から徒歩約15分
② ひなの里 山陽館
全室川側に面した和の趣あふれる旅館。
特に上層階の客室や露天風呂からは花火がばっちり見えると評判です。
花火終了後はそのままお部屋でゆったりくつろげるのも嬉しいポイント。
・住所:大分県日田市隈1-3-8
・アクセス:JR日田駅から徒歩約13分
③ KIZAN倶楽部
三隈川沿いに建つスタイリッシュなデザイナーズホテル。
川側のお部屋やテラスからは花火が目の前に広がる絶景スポットとして人気があります。
おしゃれな空間と地元食材を使った料理が魅力で、特別な夜にぴったり。
・住所:大分県日田市隈2-4-13
・アクセス:JR日田駅から徒歩約15分
④ Ryokan & Sauna Yorozuya Hita
三隈川沿いに建つデザイン性の高いサウナ付き旅館。
全室サウナスイートで、一部のリバービュー客室からは花火を真正面に鑑賞できます。
プライベートサウナと美しい川の眺め、そして大迫力の花火という贅沢な体験が可能。
・住所:大分県日田市隈2丁目2−13
・アクセス:JR日田駅から徒歩約15分
・備考:予約時に「花火が見える部屋」希望と伝えるのがおすすめ
⑤ みくまホテル
川沿いの全室リバービューが魅力。
窓から間近に大迫力の花火を鑑賞できます。
夕食は地元の鮎や豊後牛を使用した会席料理で、まさに観光祭を満喫するのにうってつけの宿です。
・住所:大分県日田市隈1-3-19
・アクセス:JR日田駅から徒歩約15分
コスパ重視派にぴったり!リーズナブルな宿&旅館まとめ
日田川開き観光祭では、花火大会や観光も楽しみつつ、できるだけ宿泊費は抑えたいという方も多いはず。
そんな方に向けて、アクセス良好&価格もお手頃な宿泊施設をピックアップしました。
1泊あたり5,000円〜10,000円程度で泊まれる宿が中心です。
① ビジネスホテル ソシア
日田駅から徒歩すぐの便利な立地で、観光にもビジネスにも最適。
シンプルで清潔な客室は、コスパを重視したい方にぴったり。
無料Wi-Fiや朝食サービスも好評です。
・住所:日田市元町17-3
・アクセス:JR日田駅から徒歩約2分
・料金目安:1泊6,000円前後〜
② スマイルホテル大分日田
全国展開のビジネスホテルブランド。
スタンダードながら機能的な客室で、安定の快適ステイが叶います。
駅やバス停からもアクセスしやすく、観光の拠点に最適。
・住所:日田市元町11-1
・アクセス:JR日田駅から徒歩約3分
・料金目安:1泊5,000円前後〜
③ 民宿たき
昔ながらの家庭的な宿で、アットホームな雰囲気とリーズナブルな価格が魅力。
豪華な設備はないものの、温かいおもてなしを受けながらゆっくり過ごせます。
・住所:日田市隈1丁目6-18
・アクセス:JR日田駅から徒歩約15分
・料金目安:1泊5,000円前後〜(素泊まり)
④ ホテルルートイン日田駅前
駅前立地で温泉大浴場付きという高コスパが魅力のビジネスホテル。
朝食バイキング無料&大浴場完備で、価格以上の満足度が得られます。
花火会場までも徒歩圏内。
・住所:日田市元町21-14
・アクセス:JR日田駅から徒歩1分
・料金目安:1泊6,000円〜7,000円前後
⑤ 旅館 清流荘
三隈川のほど近くに位置する家庭的な雰囲気の和風旅館で、静かにくつろぎたい方におすすめの宿です。
料金はリーズナブルながら、清潔感のある客室と心のこもった接客が魅力。
希望すれば地元の食材を使った和朝食を付けることもでき、観光の拠点としても便利です。
花火大会当日は徒歩圏内で会場までアクセスできるため、混雑を避けて早めに移動するにも最適。
住所:大分県日田市隈1丁目3-18
アクセス:JR日田駅から徒歩約15分
料金目安:1泊5,500円〜7,000円前後(素泊まり/朝食付きプランあり)
観光も満喫!日田市周辺のおすすめスポット紹介
日田川開き観光祭を訪れたら、花火だけでなく日田市周辺の観光も一緒に楽しみたいところ。
自然、歴史、食の魅力がギュッと詰まった日田は、ゆっくり歩いて楽しめる観光地です。
ここでは、初めての日田観光にもぴったりなおすすめスポットをご紹介します。
① 豆田町|江戸の町並みが残るレトロなエリア
日田の観光といえば外せないのがここ。
江戸時代の商家や白壁の建物が並ぶ「豆田町」は、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されており、情緒あふれる町歩きが楽しめます。
小京都と呼ばれる町並みの中には、カフェ、和菓子店、雑貨屋などが点在し、女性旅やカップルにも大人気。
和装レンタルで散策するのもおすすめです。
② 咸宜園跡(かんぎえんあと)日本最古の私塾のひとつ
江戸時代に全国から優秀な若者が集まったという学問所「咸宜園(かんぎえん)」の跡地。
国指定史跡にもなっており、日田が学問の町として栄えた歴史を学べる貴重な場所です。
敷地内には記念館や書院もあり、知的好奇心をくすぐられる静かな時間が過ごせます。
③ 亀山公園|市内を一望できる高台スポット
三隈川沿いに広がる亀山公園は、地元の人の憩いの場でもあり、小高い丘から日田の町並みを一望できる展望スポットです。
春には桜の名所としても人気で、観光祭の前後にゆったり散歩するのにもぴったり。静かな自然に囲まれてリフレッシュしたい方におすすめです。
④ 天領日田資料館|日田の歴史と文化を深掘り
江戸幕府の直轄地「天領」として栄えた日田の歴史を、分かりやすく学べる資料館。
江戸時代の暮らしや政治の仕組みを展示しており、歴史ファンなら必見です。
豆田町エリアにあるので、町歩きとあわせて立ち寄りやすいのも魅力。
⑤ サッポロビール九州日田工場 大人の社会科見学にもおすすめ
ちょっと足をのばして訪れたいのがこちら。
できたてビールの試飲や製造ラインの見学ができる工場ツアーは、大人旅にぴったり。
敷地内にはレストランも併設されており、地元グルメと一緒にビールを楽しむこともできます(ドライバーの方はソフトドリンクで!)。
アクセスと移動のコツ!観光と花火を効率よく楽しむ方法
日田川開き観光祭は、毎年多くの来場者でにぎわう人気イベント。
花火大会当日には交通規制や混雑も発生します。そこで今回は、観光と花火を効率よく楽しむためのアクセス&移動のポイントをまとめました。
JR日田駅を拠点に!公共交通が便利
遠方から訪れる場合は、JR日田駅を起点に移動するのが基本です。
福岡・久留米方面からはJR久大本線、車の場合は大分自動車道「日田IC」から市街地まで約10分ほど。
【博多駅 → 日田駅】特急ゆふで約1時間30分
【久留米駅 → 日田駅】快速+普通で約1時間
※花火大会当日は臨時列車が運行されることもあります。
最新の時刻表をご確認ください。
市街地は徒歩移動が基本!レンタサイクルも活用
日田市の中心部は比較的コンパクトで、観光地や花火会場も徒歩圏内。
豆田町、三隈川周辺、亀山公園などはすべて徒歩で回れます。
観光の自由度を高めたいなら、レンタサイクルの活用もおすすめ。
JR日田駅や観光案内所で借りられる自転車で、移動時間を大幅短縮できます。
花火会場への移動は“17時前”がカギ!
花火の打ち上げ時間(例年19:40頃)に近づくにつれて、会場周辺は大混雑します。
17時頃までに観光を終えて、花火観賞スポットへ移動するのが理想的です。
おすすめは、
- 16:00頃までに豆田町などの観光を済ませる
- 17:00〜17:30に川沿いの観覧スポットへ移動
- 18:00頃から屋台や軽食で花火前の腹ごしらえ
車利用の方は“早朝着&徒歩移動”が鉄則
自家用車で訪れる場合は、朝のうちに現地入りし、駅周辺などの駐車場を利用して徒歩移動に切り替えるのがベストです。
駐車場は数に限りがあるため、
- 午前中には現地に到着すること
- 一度停めたら極力移動しないこと
- 交通規制の時間(夕方)前には観覧場所へ移動しておくこと
が大切です。
\いま予約できる駐車場が人気です!/
\比較的リーズナブルです/
花火後は“余裕のあるプラン”が正解
花火終了後は、駅も道路も大混雑します。
遠方から日帰りの場合、帰りの交通機関の時間には余裕を持ちましょう。
可能であれば、近隣の宿に1泊して翌朝ゆっくり帰るのがベストプランです。
まとめ
日田川開き観光祭は、迫力満点の花火大会とともに、歴史ある町並みや温泉、グルメまで楽しめる魅力たっぷりのイベントです。
せっかく訪れるなら、三隈川沿いの花火が見える宿に泊まり、ゆったりと日田の風情を味わいたいところ。
また、豆田町や咸宜園跡などの観光スポットを巡れば、より深く日田の魅力を感じられるでしょう。
移動のタイミングやアクセスを工夫すれば、混雑を避けながら快適に過ごすことも可能です。
ぜひこの記事を参考に、花火も観光も楽しめる最高の一日をプランニングしてみてくださいね!
最後まで読んでくださりありがとうございました。